北朝鮮当局は19日正午からの特別放送で、最高指導者の金正日総書記が死去したと発表した。視察列車で移動中に急性心筋梗塞を起こしたという。69歳だった。
世界でも類い稀な統制国家の領袖の死去は、極東アジア情勢に不安を投げかけるものでもあるが、しかし死去の発表は滞りなく行われ、今のところ混乱した様子は窺われない。2008年8月に脳卒中で倒れてから、今日の死去に至るまで準備期間があったことも幸いしたのだろう。
金正日(キムジョンイル)氏は1942年2月16日生まれ。みずがめ26度の太陽にトランシットの海王星がアプライの合を形成しはじめたのが、2008年頃からだった。脳卒中の後遺症で手や足に麻痺が見られたものの、最近は回復してきているとも言われていた。しかし、海王星がみずがめからうおに完全にサインを遷移する、来年2月4日を目前にして、心筋梗塞によって帰らぬ人となった。
トランシットでは他に、彼の出生ノースノード(vir13)にT火星(vir16)がセパレートの合。プログレスでは同ノードにP月(vir10)がアプライの合で、体力減衰の時期であった。
ハーフサム死の軸を見ると、彼の火星-土星は緩い合であり、またハーフサム軸に出生のジュノー(sco21)が乗っている。常に命の危険に晒されるが、こういったチャートをネイタルで持つ人物は意外にしぶといと考えられる。この死の軸にトランシットのジュノー(sco18)が回帰していた。筆者はハーフサム死の軸にジュノーが乗るタイミングで、政権の終了を予想することがよくあるが、彼の場合、自らの死と政権の終了は同義であった。
チュニジアに始まりエジプト、リビア、それにギリシャ、イタリアを加えて、ついに北朝鮮でも大きな政権転換が起こった。天王星が新たな12サインのサイクルに入ったこの年、そして海王星が本来の座であるサインうおに入るこの時、無理が祟った国家は力を失い、初めの姿に戻される。やぎ座冥王星はゆっくりだが確実に国家の形と意味を変えていく。この変化は世界のあらゆる国々、またこの日本にも例外なく着実に迫っているのである。
世界でも類い稀な統制国家の領袖の死去は、極東アジア情勢に不安を投げかけるものでもあるが、しかし死去の発表は滞りなく行われ、今のところ混乱した様子は窺われない。2008年8月に脳卒中で倒れてから、今日の死去に至るまで準備期間があったことも幸いしたのだろう。
金正日(キムジョンイル)氏は1942年2月16日生まれ。みずがめ26度の太陽にトランシットの海王星がアプライの合を形成しはじめたのが、2008年頃からだった。脳卒中の後遺症で手や足に麻痺が見られたものの、最近は回復してきているとも言われていた。しかし、海王星がみずがめからうおに完全にサインを遷移する、来年2月4日を目前にして、心筋梗塞によって帰らぬ人となった。
トランシットでは他に、彼の出生ノースノード(vir13)にT火星(vir16)がセパレートの合。プログレスでは同ノードにP月(vir10)がアプライの合で、体力減衰の時期であった。
ハーフサム死の軸を見ると、彼の火星-土星は緩い合であり、またハーフサム軸に出生のジュノー(sco21)が乗っている。常に命の危険に晒されるが、こういったチャートをネイタルで持つ人物は意外にしぶといと考えられる。この死の軸にトランシットのジュノー(sco18)が回帰していた。筆者はハーフサム死の軸にジュノーが乗るタイミングで、政権の終了を予想することがよくあるが、彼の場合、自らの死と政権の終了は同義であった。
チュニジアに始まりエジプト、リビア、それにギリシャ、イタリアを加えて、ついに北朝鮮でも大きな政権転換が起こった。天王星が新たな12サインのサイクルに入ったこの年、そして海王星が本来の座であるサインうおに入るこの時、無理が祟った国家は力を失い、初めの姿に戻される。やぎ座冥王星はゆっくりだが確実に国家の形と意味を変えていく。この変化は世界のあらゆる国々、またこの日本にも例外なく着実に迫っているのである。
