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Channel: 占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)
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鳥島近海でM7.0地震

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2012年に明けた新年初日の14時28分頃、鳥島近海(N31.4,E138.6)でM7.0の地震が発生し、500km以上離れた関東東北地方の広範囲で震度4が観測された。震源の深さが370kmという大深度であり、揺れはフィリピン海プレートの境界を沿うように上り、日本列島に到達したものと思われる。震源地より遠隔地域の方がよく揺れる典型的な深発地震だったと考えられる。一年の計は元旦にあるというが、今年も警戒を怠るなということと受け止めるべきなのだろう。

占星学では久々にジュノー-土星のコンボによる発震。第4調波ジュノー(Lib29.98)にネイタル土星(Lib28.30)の合によるタイミングだ。HN4ジュノーはN土星と同時にHN4冥王星(Ari29.31)とオポジションを形成している。

土星-冥王星のコンボは非常にやっかいだ。土星は今後2月7日にてんびん29.50度というこれ以上ない程の極まった度数で逆行に変転する。イメージとしては野球のバットが球を打ち返すとき、球が圧力で変形するスローモーションを思い描くと良い。N土星HN4冥王星のオポで今日の鳥島沖発震となれば、2月上旬にも日本近海でM7超級の大規模地震の可能性も視野に入れる必要がある。

◆1昨年12月にも父島でM7.4
思い起こすのは、2010年12月22日に起こった父島近海のM7.4地震だ。このときは丁度皆既月食の翌日というタイミングで起こっており、当時のブログには直接地震とは書かなかったものの、蝕の意味する結果は3月3〜6日頃に現れると記述している。このときの月蝕による父島地震は、結果的に3.11東日本大震災の前兆として起こったものであった。今日の地震は再び西太平洋プレートが活発化してきた兆候と見て、今後の地震に警戒する必要性を喚起したい。

1月の発震日予想は、1/9〜1/10、1/13、1/20、1/28〜1/29。先月の新月図でパラスとノード軸で調停角が形成されているので、これらの日だけでなく体感地震は増加する。不断の防災意識を心がけたい。


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