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Channel: 占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)
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【2012年予想】国家の枠組みは“変容”へ

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(前号からの続き)

【国際政治】
◆政治は先鋭化、デモ隊との衝突も◆
先に述べたグランドトラインには月-火星のオポジションが構成されており、これは世界的に大衆に不安と不満が高まる象意だ。政治や経済問題で当局とデモ隊が衝突する場面が増えるだろう。また米国では銃撃事件にも注意が必要だ。

また国際紛争も先鋭化する。イラン問題やイスラエルなどの緊張も高まるが、直接戦火を交えることにはならないと見る。火星のアスペクトは冷戦を示し、口撃による威嚇やミサイルの発射、最悪でも局地的空爆にとどまると思われる。ただし問題が秋以降にもつれたら要注意だ。10月には少なからぬ紛争の可能性がある。

◆「TPP」は10月から本格始動へ◆
土星は10/6にサインさそりにイングレスする。これはすでにサインやぎを航行中の冥王星とミューチャルレセプションの関係となる。土星が政府、国家の概形を指すなら、サインさそりは概形を溶解し他者との境界を曖昧にする作用をもち、TPPなどの貿易交渉は少なからず国の権益の喪失とシステムの変容が発生する。冥王星とのミューチャルレセプション、そして2/4にサインうおにイングレスする海王星とのタイトなトラインも相まって、強力な変容圧力に直面するだろう。これは日本にとっては1985年のプラザ合意以来のインパクトを持つものだ。丁度この年冥王星はサインさそりにイングレスし、さそりを脱する1995年までに東欧、ソ連共産主義諸国は消滅した。

日本にとっての最善策はTPP参加を10月まで遅らせ、目標としている今年度発効を出来るだけ先延ばしにすることが出来れば望ましい。あるいは分野別にモジュール化し合意出来たものから発効するとか、出来るのかどうかは分からないが、2014年の土星いてイングレスまで引き延ばすことができれば幸運だろう。不参加の選択肢はこれまでの日本外交の経緯と天体位相から無いだろうと見ている。

このほかこの天体群からは、問題のEU諸国でも、財政再建のためにEUに超国家的な財政システムが発足する可能性もある。

【気象】
◆強力な低気圧発生に注意◆
最初に述べた火星に月、海王星、ジュノーを伴ったグランドクロスはさらに、気象条件の悪化、集中豪雨や急激な気温低下をももたらす。台風、モンスーン、ハリケーンや局所的竜巻により経済的損失が発生しやすい。ジュノー-ヴェスタのトラインもあり、火山噴火による気象変動も可能性としてある。

地震は日本では太平洋、フィリピン海プレートに面する地域で要注意だ。ただし地震は春分図より日蝕図の方が影響が大きいことが分かってきたので、解説は別の記事に譲ることとする。


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